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保護者のための就活Q&A

イベント(採用試験まで)

就活でしておいた方が良いことは何ですか?
一般的には自己分析、業界・企業研究、就業体験(インターンシップ等)、OB・OG訪問(企業や業界で働いている先輩に直接話を聞く活動)をする学生が多いです。
特にインターンシップ(短期仕事体験等)は仕事内容や雰囲気を知る手段として、学生にとって貴重な情報源になります。
業界によってはスケジュールが異なることもあります。
低学年のうちからでも参加できる就活イベントはありますか?
あります。島根県内ではジョブカフェしまねや島根県、各学校等で低学年向けの気軽なイベントも開催しています。就活期に初めてイベントに参加するよりも低学年のうちから参加することで雰囲気に慣れ緊張せず臨めます。気軽に私服で参加できたり、無料送迎バスが出る場合もあります。ジョブカフェしまねサイトのイベントページをご覧ください。

子どもとの関わり方

子どもの就活スイッチがなかなか入らずスムーズに就活が進んでいないようです…
保護者としてできる声がけや行動を教えてください。
就活のタイミングは業界によって異なります。早く内定をもらえる人もいれば、時間がかかる人もいます。焦らず、お子さんに寄り添いながらサポートしましょう。ジョブカフェしまねではキャリア・アドバイザーによる相談を行っています。就活スタートのきっかけや、就活を進めるヒントが見つかると思いますので、保護者の方からお子さんにお知らせください。
「何から始めたら良いのか分からない。」「応募書類の添削や面接練習をしてもらえますか?」など何でも相談していただけます。
相談をすることで、お子さんも自分の考えを整理することができますよ。
保護者はどのように関わるのが良いですか?
子どもの自主性を尊重しつつ、必要に応じて励ましたり、生活面(体調管理や就活にかかる費用、面接練習の協力など)でサポートするのが理想です。干渉しすぎないことも大切です。こちらのコラムをご参考にしてください。
子どもに声がけをする際のポイントや気を付けることを教えてください。
就職活動中の子どもを持つ保護者は、子どもの将来を案じ、あれこれ口を出したくなるところです。しかし子どもを信じて見守りつつ、必要なときに手を差し伸べることが大事です。不安な気持ちをしっかり受け止める、頑張っていることを労う、背中を押してあげるようなアドバイスなどはお子さんの力になります。一方気を付けたいこととして、子どもの考えを否定しない、サポートを求められたときに放任しない、他人や友人の子どもと比較しない、過度に干渉しすぎないなどが挙げられるでしょう。「過干渉」「放任」ではなく、伴走者として関わってください。

採用試験

エントリーシートと履歴書の違いは何ですか?
エントリーシート (以下ES) と履歴書はどちらも就職活動で提出する書類ですが、目的や内容に違いがあります。履歴書は、氏名、生年月日、学歴など、基本的な個人情報や経歴を記載する公的な書類です。一方、ESは、企業が求める特定の質問に答えることで、学生の人柄や考え方、企業への志望度などをアピールする書類です。どちらも非常に重要かつ、第一印象になるため、丁寧に書く必要があります。ジョブカフェしまねのキャリア・アドバイザーや大学のキャリアセンターのサポートを活用することもお勧めです。また企業によってはESを提出する前にプレエントリー(企業に対して「興味があります」という意思表示をするための最初のステップのこと)が必要です。興味のある企業の情報を見逃さないようホームページ等はこまめにチェックしましょう。
内定が出た後に辞退するのは問題ですか?
法的には問題ありませんが、マナーや信頼の観点から、早急かつ丁寧な対応が求められます。辞退する際は、速やかに採用担当者に電話で連絡し、その後メールで改めて辞退の意思を伝えるのが良いでしょう。お子さんにとっても「今後の対応力」を養う機会になります。
企業はどんな学生を採用したいと思うのでしょうか?
コミュニケーション能力が優れている学生と一緒に働きたい企業が多いようですが、企業によっても、世相によっても様々です。まずは、お子さんにとって働きやすそうな、雰囲気の合う企業を探してみてはいかがでしょうか。就業体験(インターンシップ等)への参加や各企業のホームページ、ジョブチャンネルなどを参考に各社の特長を探してみてください。
昔の就職活動の方法と変わっていることがありますか?
現在はほとんどの企業がインターネットを利用して応募する形式になっています。特にコロナ以降は、オンライン化が急速に進み、応募書類、筆記試験、面接など採用試験のオンライン化が急速に進んでいます。そのため、県外からも気軽に応募・受験できる環境が整ってきています。
さらに就職活動の早期化が進んでいます。ひと昔前は最終学年になる直前の3月に求人公開をして応募開始というタイミングがありました。しかし、新卒学生の獲得が難しくなるにつれ、就職活動の開始時期が早まっています。そのため最終学年の前年夏に参加できるインターンシップの活動が大きな意味を持つようになり、中には、インターンシップ参加が早期採用試験受験要件になっている企業もあります。

就活支援(サポート・サービス)

都会の暮らしにあこがれて東京の大学へ進学していきました。就活は島根でするか東京でするか迷っているようなのですが、島根県での就活を進めるための良い情報はありませんか?
東京にも島根での就活を支援する機関があります。また、迷っているようであれば、ジョブカフェしまねでは、WEBや電話でキャリア相談を受けることもでき、自己分析を始めとした自己理解を進める支援をしています。もし、島根で就活をしようと決めたら、島根県内での就職活動に使える就職活動等応援助成金もありますので、ぜひ、ご活用ください。
子どもが県外の大学に進学しています。島根県内で就職したいと言っていますが、大学に島根県内の求人がなく、大学の就職支援担当に相談しても、求人の紹介がありません。求人はどうやって探せばよいのでしょうか?
残念ながら、すべての大学が島根県内企業の求人を把握していません。また、最近の就職活動は、インターネットを活用し、学生自身で求人を探すことが当然のように行われています。お子さんには、ぜひ「ジョブカフェしまねサイト」で県内の企業情報をご覧いただくようご案内ください。また、民間サイトやハローワークインターネットサービスにも島根県内求人情報が載っています。さらにジョブカフェしまねでは毎年3月に合同企業説明会を開催していますので、ぜひご活用ください。
子どもには安定した仕事についてもらいたいと思います。島根県内で安定した企業に入社するために必要なことはありますか?
「子どもに安定した企業に入ってほしい」という気持ちは、保護者として当然の想いだと思います。しかし、「安定した企業」とは、具体的にどんな企業なのでしょうか?その基準は人それぞれです。
お子さんにとって「安定して、継続的に働ける仕事」を選んでほしいと思います。そのためには、お子さんにどんな特性・個性があるのかを知る「自己分析」と県内の企業はどんな仕事、職場なのかを知る「仕事理解」を行い方向性を決める必要があります。
ジョブカフェしまねでは、キャリア相談や適職診断テストをご利用いただき、自己分析をすることが可能です。さらに県内で開催される業界研究イベントで直接企業をご確認いただき、お子さんに適した職場を一緒に考えていただければと思います。
就活費用はどれくらいかかりますか?
交通費、被服費(スーツ、靴、カバン等)、証明写真、飲食代、書籍代、宿泊費などで数万円〜数十万円かかることもあります。保護者のサポートが必要になるケースもあるため、早めに準備しておくと安心です。ジョブカフェしまねでは交通費・宿泊費の助成を行っています。

その他

実際に島根で働く方々の声が聞きたいです。
様々な企業の若手社員が登場し、会社のことはもちろん、入社のきっかけや会社の魅力、島根県内での就職についてなど、今、就活生が気になることをホンネで教えてくれる「先輩のホンネ」、実際に企業の方と会って交流できる年末の「しまねジャンボ企業博」などをぜひ参考にしてください。