Vol.05

「どんな会社がいい?」の前に
「どんな生き方がいい?」

親子が就職活動について考えているイラスト

やりがい、成長、安定、給与、プライベート…。
仕事に求めるものや、理想とする働き方・暮らし方は、人それぞれです。

では、実際に就活を経験した若者と、その保護者は、
どんなことを大切にしていたのでしょうか。

Uターンし島根県内で働く若手社会人とその保護者に、
就活中に考えていたこと、親子で交わした言葉、それぞれの本音を聞きました。

SECTION 1 | 子どもの本音

若手社会人に聞きました

就職先を決めるとき、
何を大切にした?

Aさん

情報通信業・営業職

Q1就活において大切にしていたことと、今の職場に就職した決め手は?

A. 人の役に立ったり、生活の一部に関われたりする仕事がしたいと考え、業種にはこだわらず、営業職や事務職を中心に探していました。今の会社に決めた大きな理由は、インターンシップで社員やお客様との距離の近さ、人の温かさを感じたことです。実際の業務も経験でき、入社後のギャップが少なそうだと思えたことや、営業・事務の両方に挑戦できる環境にも魅力を感じました。

Q2保護者とは就活についてどんな話をした?

A. 就活について細かく話し込むというより、状況を伝えたり、分からないことを相談したりする程度でした。島根の企業が分からず相談した時に母から今の会社を教えてもらい、サイトを調べたところインターンシップを知り、参加したことが就職につながりました。

Q3保護者に言われて嬉しかったのは?

A. 周りの友人たちの就職先が早く決まり、少し焦りを感じていました。そんな時に「焦らなくていいんじゃない」と母に言ってもらえたことが嬉しかったです。自分のペースで進めていいと思え、気持ちが楽になりました。

Q4逆に「これは言ってほしくなかった」と思ったことは?

A. 特に感じたことはありません。ただ、「島根に帰ってきて」と直接言われたわけではないものの、帰ってきてほしいという気持ちは感じていたので、少しプレッシャーになることはありました(笑)。

Q5今振り返ると、就活中の自分に何を伝えたい?

A. 焦らず自分のペースで進めることと、早めに情報収集や自己分析をしておくことです。「やりたいこと」と「自分に合っていること」は違う場合もあると感じました。当時母からも勧められていたのですが、ジョブカフェしまねの「しまね登録」にも早めに登録し、島根にどんな企業があるのか知っておくことで、選択肢を広げられると思います。

SECTION 2 | Aさんが大切にしていたもの

これを大切に、就職活動をしました

やりがい

人の生活に身近なところで関われる仕事がしたい。

働きやすさ

勤務地よりも、自分が無理なく働き続けられる環境を重視。

人間関係・雰囲気

社員やお客様との距離が近く、人の温かさを感じられる職場。

社内での成長

営業職や総合職など、社内で幅広く挑戦できる環境。

インターンシップで体感

インターンシップで実際の業務を経験し、働く姿を具体的に想像できた。

給与・待遇

給与などの条件面も、働く場所を選ぶうえでの大切な要素。

SECTION 3 | 保護者の本音

保護者にも聞きました

子どもの就活
実はこんなことが心配
でした

Aさんの母

Q1子どもの就活で一番不安だったことは?

A. 就活のスタートが少しのんびりしていたので、ちゃんと進められているのかなと気になっていました。インターンシップなども早くから始まる時代なので焦りもありましたが、本人を急かしてはいけないと思い、見守るようにしていました。

Q2子どもにどんな会社に就職して欲しかったですか?

A. 本人が納得できることが一番ですが、保護者としては、ある程度お給料がもらえて、福利厚生などもしっかりした会社に就職してほしいという思いはありました。安心して長く働けそうな会社だといいなと思っていました。

Q3どこまで口を出していいか迷いましたか?

A. とても迷いました。帰ってきてほしい気持ちはありましたが、就職するのは娘なので、保護者が主導するのは違うと思っていました。「県内も受けてみたら?」と選択肢を伝える程度にして、最終的には本人が決められるようにと考えていました。

Q4子どもと意見がすれ違った時はどうしましたか?

A. 私はつい頭ごなしに言ってしまいがちなので、まず「どうしてそう思うのか」を聞くようにしていました。時には言い合いになることもありましたが、お互いの考えを出し合いながら、最後は納得できるところを探していました。

Q5社会人になった子どもを見た今、どんな気持ちですか?

A. 島根に帰ってこないと思っていたので、今は日に日に嬉しさが増しています。一人暮らしを経験したことで、家事への感謝を口にし、気遣いができるようになった姿にも成長を感じます。元気に働く姿を見て、よかったなと思っています。

SECTION 4 | 親子の価値観

親子の価値観は、違って当たり前

保護者は"安心"、子どもは"働きやすさ"。
大切にしていたことを比べてみました。

保護者が大切にしていた価値観

  • 安心して長く働ける?
  • 給与はしっかりしている?
  • 福利厚生は整っている?
  • 会社として安定している?
  • 島根にも目を向けてほしい

子どもが大切にしていた価値観

  • 人の役に立てる?
  • 自分が働きやすい?
  • 人や職場の雰囲気は合う?
  • やってみたい仕事に挑戦できる?
  • 県外か島根かより、仕事内容や環境は?

親子で大切にするものは違っても、

願っているのは「納得できる就職」。

保護者が考える「安心」と、子どもが感じる「働きやすさ」。
会社選びの基準は違っていても、まずはお互いの考えを知ることが、
納得できる就職への第一歩です。

SECTION 5 | 親子で話してみよう

「どこで働く?」を決める前に、
「どんなふうに働きたい?」
を話してみよう

保護者が答えを出すのではなく、まずは子どもの考えを聞くことから。
会社名や勤務地を決める前に、「何を大切にしたいか」を親子で話してみませんか。

  1. 01仕事をするうえで
    何を大切にしたい?
  2. 02どんな職場なら
    自分らしく働けそう?
  3. 03島根で働くこと、県外で働くこと
    それぞれどう感じる?
  4. 04気になる会社や仕事を
    実際に見てみたい?

SECTION 6 | 自分にぴったりな会社を探す

どんなふうに働きたいかが
見えてきたら
それを叶えられる会社を
探してみよう

これまでの探し方

知っている会社・会社名

業種

仕事内容

給与・勤務地などの条件

おすすめの探し方

自己分析「やりたいこと」「自分に合うこと」を知る

情報収集どんな企業・仕事があるかを知る

働き方・仕事内容を知るサイトやインターンシップで
実際の仕事や職場を体感する

自分に合う会社と出会う

次のステップ

見つけた「大切にしたいこと」から、
島根の企業を探してみよう。

会社名や業種だけでなく、
働き方や仕事内容、職場の特徴や雰囲気など、
さまざまな視点から企業を知ることができます。

気になる会社を見つけて、選択肢を広げてみませんか。

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