子どもの未来を考えるマガジン
子どもの就活前に島根の親が知っておきたいこと



ゆとりのある島根の仕事や
生活をイメージしよう。
豊かな島根の暮らしはデータにも現れています。
山も海も手つかずの自然がすぐそばに。思い立ったらキャンプや釣りが楽しめちゃいます!宍道湖の夕日や隠岐諸島のローソク島、国立公園三瓶山の雄大な山々などフォトジェニックなスポットもたくさん。四季折々の自然にいつも癒されます。
地元の学生時代の部活仲間とスポーツでリフレッシュ!カフェに集まって懐かしい話で盛り上がることも。バーベキューなど家族そろっての団らんの時間も大切なひととき。
出雲・石見・隠岐と県内3つの空港に加え、高速バスやJRの便も整っています。また、車は究極のプライベート空間。お気に入りの愛車をカスタムして、車中泊をしながら旅する「バンライフ」を楽しむ人も増えているとか。
B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」がとにかく熱い。 ホームアリーナでは、大型4面ビジョンも設置され、大迫力のスポーツ観戦が楽しめます。 サッカーではJリーグ昇格を目指す松江シティFCにも注目!2030年には、島根県で国体の開催も予定されています。
「美肌県」の所以ともなるのが温泉の多さ。約60カ所、様々な泉質の温泉が県内中に湧き出ており、宿泊から日帰り、足湯などスタイルも多種多様。自分に合った温泉を探し、仕事帰りに週末にと気軽に楽しめます。
大手化粧品会社の「ニッポン美肌県グランプリ」で全国最多でグランプリを受賞しています。日照条件や湿度、豊かな自然が育む食材や水など、美肌の条件が揃っています。ゆったりとした時間で肌にも優しい生活を送ることがでます。
県内いたるところで歴史や文化を感じられる、魅力ある島根県。県東部は出雲大社や松江城など国宝があります。中央部には世界遺産の石見銀山があり、県西部の石見神楽や隠岐の牛突きなど伝統文化も多くあります。
プログラミング言語「Ruby」の開発者は、実は島根在住。ITエンジニアにはRubyの聖地として有名です。毎年Rubyの国際会議も開催され、国内外から多くのITエンジニアが訪れます。IT産業の人材育成や技術支援にも力を入れており、県内には100社以上のIT企業があります。
島根を選んだ先輩たちの仕事やプライベート。
その本音を語ってもらいました。
※新型コロナウイルス感染症対策を行った上、撮影時のみマスクを外しております。
藤原 | 長女は、高校卒業後、県外への進学を希望していました。 しかし、私にとっては初めての子で、かつ女の子だったので、やはりひとり暮らしをさせるのは不安で。 家族でも話し合って、県外でしたが家から通える距離に進学させました。親としては安心でしたね。 |
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福間 |
知人や親せきがいない場所へ出すのは、親として不安ですよね。 出たとしても、なるべく近くですぐ帰れる距離がいい。 食事の不安が一番ですが、アルバイトをしながらの生活も心配でした。病気をしても助けようがないですから。 |
内田 |
うちも男の子なので、食べることに関しては常に気にかけていましたね。 |
福間 | 病気のときや何か困ったときに、すぐにフォローしてあげられました。 |
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内田 | 安全・安心があるから勉強に集中できる。余計な心配がなくなることは大きいんじゃないですか。 |
藤原 | 近くにいれば親として気づいてあげられることもありますからね。 |
藤原 | 本人の希望の職種とマッチングするところを探したり、就職情報資料をもらったり、合同企業説明会などの日程も伝えていましたね。 地元就職を考えてくれる子どものためにできることはしてやろうと。 |
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福間 | うちは、父親が就職に関する相談担当でした。 子どもも自分なりに姉から話を聞いたり、大学で学んだことを生かせる職場を県内で探したりしてましたね。 その上で、こんなところがあるんだけど、と父親に相談していました。 |
三保 | もし島根に帰るなら、島根の今の状況を伝えることはできますよね。親として話してあげられることはあると思います。 |
内田 | 最終的には自分で決めることですが、島根の新しい情報を手に入れるなら、こちらにいる私たちでもできます。 うちの場合は、「ジョブカフェしまね」から届く冊子の募集情報を伝えていました。 |
藤原 | 親としてやれることはやってあげるという感じですかね。 |
藤原 | 東京や関西は、隣に住んでいる人も知らないイメージ。 島根に比べると冷たい印象を受けますね。何かあったときに助け合える環境がないのは心配です。 |
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内田 | これから就活ですけど、見えるところにいてくれたらと願いますね。 ラインを送っても既読にもならなくて、ひとりで倒れていたらと思うと気が休まらない。 |
福間 | 女の子が二人とも県外で学生をしていた頃、精神的に不安定だったり、ホームシックになったりが度々あって。 親としてはいつ電話がかかっても応じられるように待機していました。 就職のときは、やりたいことを聞きながらも、それは島根でもできるよね、と思っていましたし。 |
三保 | 親としては、子どもには視野を広げたり、経験を積んで生活力を養って欲しいという気持ちもあります。 でも、うちは長女が県外就職ですが、本音はいないと寂しいという感じですね。 食卓に家族の笑顔が揃うのは、やっぱりいいもんですから。 ただ、自分で選んだ道を尊重したいとも思っている。島根を出たから縁が切れるわけでもないですから。 |
福間 | 次女はいま神奈川で働いていますが、彼女の本音は、島根と神奈川の懸け橋になることだそうです。 県人会に入って島根の方たちと交流を深め、何か持ち帰れることがないかと模索しているようですよ。 |
三保 | うちの子たちも、島根が大好きなんです。 長女は大阪で島根県の学生寮に入っていましたし、関西の県人会にも所属していました。 住む場所は違っても常に島根に心を寄せてくれていて。島根を応援してくれていることは誇りに思うし、頼もしいと思いましたね。 |
福間 | やっぱり自然ですかね。心のふるさとを感じられる情景。 子どもたちがまだ小さい頃に今の住まいに移ったんですが、自然にあふれる場所で育てたいという思いからでした。 |
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三保 | 私も環境かなと思います。 私自身、県外の大学を出たんですが、島根に帰ったのはとても自然な流れだった。 親戚もいるし、地元の人とのつながりもあるし、人情の深さは都会にはない素晴らしさでしょうね。 |
内田 | 私も県外の学校に行って就職で島根に帰りましたが、自然に帰ってくるもんだとも思っていました。 こっちで結婚して、主人と私の親きょうだいが近くにいる今の環境は心強いですよ。 |
藤原 | 子育てをする環境としても最高ですよね。 隣近所の方が助けてくれて、町全体で子育てができる。 自分の子も隣の子も、分け隔てなく世話できる関係性は人情そのものです。 |
福間 | 確かに、地域のお年寄りが一緒になって子育てをしてくれている感覚はありました。 声をかけあって、ふれあいやつながりがあって、人の魅力にあふれていますよね。 |
内田 | 島根なら、まだ未開拓の業種があったりして、起業するには向いているかもしれないですよね。 若い人は発想が柔軟なので、やりたいことがあれば島根でチャレンジするのもありかもしれませんね。 生きていかないといけないし、親として簡単に背中は押せませんけど(笑)。 でも、物価が安い島根なら少し余裕をもって夢を追えるかもしれませんね。 |
福間 | 親として、まずは生活を成り立たせてからが前提にありますよね。 娘婿も、映像系の仕事で何かしたいと思っているようなので、島根を勧めてみようかな(笑)。 都会ほど所得は高くないかもしれませんが、娘も孫も近くに来てくれたら私は嬉しい限りですね。 |
保護者の皆さまは、お子さんの就職活動をどう考えておられますか。 「心配だけど、自分たちの世代とは就職活動も違うので、口出ししにくい」「子どもと話すきっかけがなく、地元に戻ってくる気持ちがあるのか分からない」色々とお悩みのことと思います。 でも、実は今の島根の子どもたちは地元志向が強く、全国的に見ても、今の子どもたちは就職活動について保護者と相談することが多いです。 だからこそ、お子さんのより良い選択のため、就職活動や島根の企業を知り、お子さんと話してみませんか。
将来、自分が今住んでいる地域や島根県で仕事をしたいと思っている卒業を迎える3年生の割合
64%
地元就職希望割合※
※卒業した高校の所在地と最も働きたい都道府県の一致率
48.7%
島根の高校生は地元への愛着が強く、6割以上が地元就職を希望しています。 また、大学生でも、約半数が地元で就職したいと考えており、地元への愛着を持ち続けていることがうかがえます。
これまでに両親や親族に就職の相談をしたことはありますか。
両親や親族からアドバイスを受けたことが、あなたの就職活動に影響すると思いますか。
両親や親族からのアドバイスを受けて地元(Uターン含む)就職に対する考え方はどう変わりましたか。
実は就活生の多くは、家族と就職活動について相談しており、子どもに与える影響は大きいものです。 また、家族からのアドバイスをきっかけに地元就職を考えるようになる就活生も多いようです。
実は地元志向が強く、保護者と相談して就職活動を進めている今の子どもたち。
それでは、保護者はどのようなサポートができるでしょうか。
保護者ができるサポート
今の就職活動や島根の企業を知ろう
お子さんと話してみよう
県内には、
いい会社の定義は人によって違うと思います。あこがれやイメージだけにとらわれず、
子どもと一緒に「いい会社」を探してみませんか。
どんなことを考えているのか聞いてみよう | 普段はあまり話をしないお子さんも、実は将来のことを真剣に色々と考えています。 どんな仕事に就きたいのかな、どんな暮らしをしたいのかな、地元就職を考えているのかな。 お子さんの声に耳を傾けると、お子さんが何を悩んでいるか、具体的に見えてくると思います。 |
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人生の先輩として、これまでの体験や思っていることを伝えよう | お子さんが悩んでいるときは、保護者の出番です。 社会人だから、お子さんが気づかないことに気がつけるかもしれません。 島根にも魅力のある仕事や企業はたくさんあります。 都会で働いた経験がある方は、都会への憧れと実際の大変さを自分の言葉で語ってあげてください。 都会に住まなくても、島根で安心して暮らしながら、遊びに行きたいときに都会に出かけることも選択肢です。 また、本当は実家に戻ってきてほしいと思われるなら、その気持ちも伝えてあげてください。 近くで見守ってあげたい、できるサポートをしてあげたいという気持ちは、お子さんに伝わるはずです。 |
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就職活動をするお子さんは大人に向けて大きく成長していく真っ最中です。
一人の人間として尊重しながら、人生の先輩として、保護者として、
将来について話し合ってみませんか。
ジョブカフェしまねは、キャリア相談や就職活動支援など、みなさんの就職活動を総合的にサポートしています!
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島根を離れても、島根と繋がり、学び、遊び、挑戦しませんか?
島根、大阪、東京を拠点に、島根の人と出会う「しまね新入生歓迎パーティ」や島根と自分の関わり方を考える「しまね若者カイギ」などの活動を通じて、合計200人のメンバーが様々な関わり方をしています! また、島根の学生と県内外の普段出会えない大人・大学生と交流する「生き方博覧会inしまね」などを企画しています! “どこにいても島根と関わり続けることができる”そんな機会と仲間がここにはあります。